ストーリー
時間はさかのぼって、4月。港務新村でボヤが発生した。爆発音がして火が出る。みな近隣の住人たちはバケツを持って火消しにあたった。火元は陶映紅(タオインホン)が借りている車庫だった。
大事には至らず沈火したため、人々は帰っていった。残された映紅の夜空を見上げる目は決意に満ちていた。
そして、5月9日。バスの爆破事故を調べる警察は沿江東通りバス停の映像を検証し、爆発の直前に降りた肖鶴云と李詩情の映像を見ていた。
「爆発前の通報では爆弾の情報などはなく、ただ、バスの中で殺人があったと」
事前に爆弾は認知されていなかったが、爆発が事故だったとしても人為的なものだったとしても、車載カメラの映像は残っておらず、車内で何が起きていたのかは想像するよりほかになかった。
いずれにしても、2人は重要な容疑者であると、足取りを追う警察。
2人のほかにも、出口に一度顔を出して様子を見ていた男が捜査線上に挙がる。焦向榮(ジャオシャンロン)45才。2人と焦の3人について、事件前の行動を追うよう、杜は指示した。
江楓は老焦の住んでいた港務新村の車庫を訪れる。事情を聞き取りするが、みな口々に真面目で、人付き合いはなく、仕事を失って部屋も追い出されて、友人を頼って出て行ったという話しか出てこなく、事件に関わる情報は何もない。
江楓は鶴云と詩情の写真も見せるが、元の大家の話では2人との面識はないだろうということだった。ただ、お金に困っていて、焦の友人が義勇表彰で賞金をもらったことを羨ましがっていたようだ、という背景しか聞き出せなかった。
同じころ、2人はバスを降りて港務新村を当てもなく歩いていた。民家の前に水道があるのを見つけ、詩情は鶴云に手と顔を洗うように言う。水を見た途端吐き出してしまう鶴云。顔を触って手に血が付いたのに気が付き必死に顔を洗う。へたり込んでしまい、絶望感でいっぱいになる。
「詩情、人を殺した。僕は人を殺したんだ」
「あなたのせいじゃない」
爆弾を抱えてバスに乗り込んだ時には彼女はもう死ぬことを決めていたと必死に説明しようとする詩情。
「誰かを殺すよりも爆死する方がマシだ。僕が人を殺すなんて・・・」
暴力に対して暴力で立ち向かうことの虚しさや誤りに愕然とする鶴云。
「こんなことを言うのはとても残酷だって わかってる。でもあなたは自分を奮い立たせて立ち上がらなきゃいけないの。すぐに警察は私たちを見つけに来る。時間がないの」
詩情は動けなくなった鶴云を鞭打つように立たせ、逃げ道を探す。
事情聴取の一環で、陶映紅の車庫の小爆発からボヤに至った経緯を聞いた江楓は、委員会の女性に頼んで映紅の車庫の前にやってきた。中を覗こうとするが鍵がかかっていて見えない。鍵を持ってくるように頼んでいるとき、張成から、鶴云たちが港務新村に逃げ込んだことを電話で知らされた。
「容疑者の最新の位置情報を送った」
映紅の車庫の調査を行う、代わりの警官を手配して、江楓は張成に合流する。
張成は一同を指揮して2人を追った。入り口や小径をそれぞれ警官を配しながら絞り込んでいく警察。
「君は隠れなくていい。人を殺したのは君じゃない」
周りが警官だらけなのを見て、鶴云は一人駆け出す。
石膏像を積んだトラックの荷台に隠れる2人。トラックはどこかへ向かって走り始めた。
「警察は僕を捕まえに来たんだ。どうして君まで僕についてくるんだ?」
「あなたが行く場所に私も行くわ」
怒りで苛立つ鶴云に宣言する詩情。
「殺人、爆発、そして逃亡。誰もがこの事件は僕が引き起こしたと思ってる。僕には汚名をすすぐ手だてもない」
時間はもう前には巻き戻らず、これが最後のループだと信じる鶴云。
「タイムループは終わった。これが僕の結末だ」
「時間が巻き戻らなかったのはその時間に爆弾がバスに持ち込まれたからよ。私たちがこの事件の開始時点に到達したという意味よ」
必死に言い募る詩情。
また、寝て起きたら振出しからやり直せる。詩情の言葉を無視して鶴云は続ける。
「警察に見つかったら、君は僕に人質に取られたと言い張るんだ」
「私たちは手を取り合ってバスから降りた。そんな話、警察が信じるわけがない」
「信じさせるんだ!」
強い語調で詩情を事件と関わらせまいとする鶴云。
「どうして私に関わるな、なんて言うの?一緒に解決しようって言ってくれたじゃない」
次のループでまたやり直そうと言う詩情に、鶴云は
「ループなんて僕にとっては無意味なんだ」
他の人にとってすべてはリセットされるけれど、自分に起きたことは、自分が覚えているし、君も覚えている。
「僕が人を殺したという記憶は次のループでも消えずに残るんだ」
「僕は二度と君を傷つけさせたくない。僕は・・・ 僕に力がないことで隣にいる人を守れないなんて考えたくない。」
映紅に刺される詩情の姿がフラッシュバックする。
「彼女の凶行を止めたいと思っていた。だけど今では、僕が怪物になろうとしている」
詩情を傷つけさせたくないという思いが、自分までをも凶行に走らせてしまうことを鶴云は恐ろしく感じた。
「これからなにが起きたとしても私はあなたのそばにいる」
そう言って詩情はスマホをトラックから道に投げ捨てた。
高速で移動し始めた二人を位置情報をもとに追う警察。
「彼は仕事をなくし収入の道が断たれたところだったので優良市民として褒章を受けたいと考えた可能性が否定できません。」
車の中で江楓は老焦の話を張成に伝える。バスの扉のところで、2人を追うかどうしようか逡巡していた様子はそのせいではないかと考えた。
「そうだ! 他の乗客の情報も 得ました」
江楓は陶映紅の情報も伝える。
「先日、彼女の車庫でボヤがあったのですが、住民の話では出火する前に爆発音がしたそうです」
「爆発?」
いぶかしげにつぶやく張成。
スマホを投げ捨てた辺りで、2人の位置情報の移動が止まった。
警察はその場所に来てみたが、2人は見当たらない。辺りを探しているとスマホが割れた状態で落ちていた。
トラックが目的地に着いた。アニメシティに石膏像を届ける予定だったらしい。止まった場所は蘆笛の秘密基地のすぐ近くだった。
荷台から飛び降りる2人。運転手が見つけて何をしているんだ!と怒鳴る。慌てて逃げる2人にいぶかしげな運転手。
警察署でも杜と葉はカメラの映像から、スマホが捨てられた時刻と位置からトラックを割り出した。トラックの運転手に電話すると、確かにおかしな2人が勝手に荷台に乗っていたと証言する。すぐに張成たちに情報は伝えられ、一行はアニメシティへと向かった。
蘆笛の部屋で顔を洗う鶴云。詩情は部屋で貯金箱を見つけると、腕の傷が化膿することを心配し、そのお金で近くの薬局へ薬を買いに行った。
扮装して薬局で傷の手当に使う薬と、メラトニンを購入する詩情。
店内のテレビでは警察の速報が、鶴云と詩情を爆破事件の容疑者として指名手配していた。
アニメシティについてトラックの運転手に事情聴取する張成。その横を扮装した詩情が緊張気味に通り過ぎる。
部屋に戻り、警察が既に追ってきたことを伝える詩情。
情報を聞きこんで蘆笛の部屋に押し入る警察。そこは既にもぬけの殻だった。
屋上に出て2人を探す警察。一足遅れで取り逃がしてしまう。
警察の動きを察して、近くに隠れた2人。
ケガの手当てをする詩情と、蘆笛の部屋から持ち出したタブレットでニュースサイトを検索して情報収集する鶴云。
動画サイトでは、事件を面白おかしく解説する、無責任な匿名の動画が閲覧数を伸ばしていた。
「バス爆破事件の犯人は現実社会ではゲームクリエーターであることを我々は突き止めました」
爆弾魔が制作中のゲームは暴力と血で満たされており、そのため承認が降りなかった、公式のゲームイラストからもその暴力性と残虐な要素が確認できることに注目しよう、と呼びかける動画では、投稿者は、爆弾魔がゲームと現実との境界線がわからなくなっていると糾弾していた。
「こんなもの、見る価値もない」
詩情は鶴云が動画を見ることを制止した。
「インターネットの住人たちは認知した世界しか知らない。他人を批判するためにモラルをかざすだけ」
詩情は人々がネットの世界で無責任に繰り広げる偏見に満ちた会話を苦々しく思った。
「大事なことは、私たちがもう誰が犯人かわかっているということ」
考えることはもうやめて、いち早く寝てリセットしよう、とメラトニンを差し出す詩情。
メラトニンを握りしめたまましばらく考える鶴云。
「ここは安全だ。スタンバイモードで僕を待っていて」
そう言って、一人どこかへ行こうとする鶴云。
「待って!何をしようとしているの?」
慌てて立ち上がる詩情。
所感・雑感
えっ?そこで終わるんですか???と毎度思っちゃいます。
鶴云は安全な場所で詩情に眠るよう言い残してどこか一人で行こうとします。いや、警察もまだ下にうろうろしているのに、それ、ほっとけないでしょう、フツー。
スマホを投げ捨てた2人。スマホがないとお買い物も出来ません;
韓国行った時にも思ったけど、日本以外の国では電子マネー進んでますよねー!誰かに送金するときも、買い物するときもスマホでかんたん決済。私はカードも使わない派なので電子決済やり方もよー知らんアナログ人間ですが、韓国も中国も便利だなーって思います。
台湾やシンガポールやマレーシアもきっと便利なんだろうな―。タイはどうなんだろう?
犬を飼っているため1泊2日の弾丸旅行しかしないので、最近はすっかり韓国以外の国に渡航していない・・・私にとっては台湾すら遠いのよ。上海行きたいなー
あと、Wi-Fiも!
東京とか、オリンピックやったら少しはましになるかと(そこだけ)期待しましたが、まったくWi-Fi後進国のまま改善されませんでした;良いこと一つもなく、終わったよね、アレ。なんで、都会でフリーWi-Fiがこんなに少ないわけ?携帯会社と契約していても、そのベンダーのWi-Fiすら少ない。つながらない。マジありえねー・・・・
日本って、東京に住んでいても、30年くらい前からあんまり進歩していない気がする。
と、中国・韓国ドラマ見ていると羨ましーなーと思うこと多いです。
9集見ての感想がこれって・・・スミマセン。
ここ数話、ちょっと重いよね。天然で無邪気な詩情の笑顔が見たい・・・






























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